絵画買取を頼む前に作者の確認をしよう

絵画買取を業者に依頼する前に、作者を確かめておいたほうがいいです。作者は価値を左右する重要な要素の一つです。例えば、葛飾北斎のような世界的に有名な画家は、人物画、風景画、歴史画、漫画、春画、妖怪画など多彩なジャンルの画をのこしています。他には、日本では歌川広重は雨や雪、夜の作品で知られています。ゴッホさえも広重の雨の画のとりこになったと言われているほどです。これほどの巨匠たちの絵画を持っている人はまずいないかもしれませんが、もしこういう作者が描いた本物の画であれば、とんでもない値打ちがつく可能性があります。ここでは、絵画の作者についての豆知識や、絵画買取を高額で行ってもらうにはどうすればいいのか、などについて詳しく紹介していきます。

長谷川等伯や棟方志功についての知識

長谷川等伯は、桃山時代に御用絵師の狩野派に単身でいどんだ画家です。そして、日本美術史上最高傑作と言われている「松林図屏風」を完成させました。霧のなかにうっすらと見える松林を描いた作品で、1.5m×3.5mという大きなサイズの水墨画です。水墨画の作者は様々な人がいますが、日本では長谷川等伯がとても有名です。近年では博物館や美術館などにもお披露目になって、たくさんの人たちが鑑賞しました。棟方志功は、ゴッホとベートーヴェンを愛した板画家です。下書き無しで彫った「釈迦十大弟子」がベネチア国際版画大賞を受賞して、大きな話題になりました。この時に棟方志功は自分が彫っているのではなく「仏様の手足となって、ただ転げ回っているのです」といったことで有名です。こういう歴史も知っておくと絵画はとても楽しくなります。

巨匠たちの作品を絵画買取してもらうには

こういう作品は公の宝になっているので一般人の手に渡ることはありませんが、その弟子や同じ画法を使った作家、歴史的に有名な作者と関係があった作者の作品となると、普通の画よりも高く売れる可能性があります。また、レプリカであってもその画の技術が高く評価されたものは、高い買取価格がつくこともあります。素人目には発色の良さや線の太さくらいしかわからないかもしれませんが、玄人になると遠くから絵画を見ただけでも真贋を見極めることができるようになるそうです。そういうプロがいるのが、絵画買取業者です。絵画以外にも骨董品など美術品全般を扱っている業者も多いです。基本的には自分で絵画を持ち込んで査定してもらう持ち込み査定が一般的ですが、最近では出張買取サービスで、業者が自宅に来てくれる査定方法もあります。