クリーニングで絵画買取金額アップ

手持ちの絵画を売るときには、できる限りの範囲でクリーニングをしておくと買取額がアップする可能性があります。
自分でやれる範囲としては、普段から劣化させないように埃やチリを小まめに払っておいたり、虫干しや陰干ししておくことが有効です。飾る場所も、できる限り風通しの良い場所にかけておいたほうがいいでしょう。これだけでも何もしないよりかなり劣化を抑えることはできますが、すでについてしまった汚れは、自分でクリーニングするのは難しいです。ホームセンターなどでクリーニンググッズを買ってきて自前で綺麗にすれば安くあがると思うかもしれませんが、かえって絵画の価値を落としてしまうような仕上がりになってしまう可能性もあります。ここでは、業者によるクリーニング方法と絵画買取についてを見ていきます。

表面やキャンバスをクリーニングして絵画買取へ

クリーニング業者では、絵の劣化がひどい場合にはこれ以上劣化が進まないように絵の具の剥離を接着剤で固定させたりします。不織布で一時的に固定したりして、処理します。そして、ブラシなどで表面の埃や汚れを取り除き、ドライクリーニングします。基底材の補強のために和紙と接着剤などを用いて、表面全体を保護することもあります。キャンバスがついている絵画は、絵が傷む原因になっていることが多いので、それを平滑にするためにいったん枠から外します。枠の劣化や反りの変形などが著しい場合、絵を支えきれない可能性が高いので枠を新調したり、修理します。クリーニングに出すだけで、黄ばんでいた画面が元どおりの色に戻る可能性もあります。お金がかかるので、クリーニング費用についても確認しておきましょう。

クリーニングしたほうが高額で絵画買取してもらえるわけ

クリーニングしたほうが高く売れるのは、業者が販路に出すときに商品としてそのまま出すことができるからです。汚れや傷がついている場合は、クリーニングしたり、補修に出すなどの手間がかかります。自前でクリーニングや補修の技術を持っている業者もありますが、そうではない場合は他の業者に頼む手間が発生します。こういう手間がかかると、売るまでに時間がかかるので買取業者にとっては面倒に感じてしまいます。それに対して、事前にクリーニングしてきてくれれば、クリーニングや補修に出す手間がかからず、そのまま販路に出すことができます。商品の流通がスムーズになるということで、こういう綺麗な作品は汚れたままの作品よりも価値があると判断されます。その結果、査定額がアップして高く買取ってもらえるようになります。